山岳遭難・山岳事故 備忘録

過去の山岳事故・遭難の取りまとめBLOG

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白馬岳 白馬大雪渓 雪崩 龍鳳登高会/単独

白馬岳雪崩死者2人に
千曲の男性遺体発見
信濃毎日新聞 掲載
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 北安曇郡白馬村の北アルプス白馬岳(2932㍍)の白馬大雪渓で「龍鳳登高会」(東京都)の男女9人パーティーが雪崩に巻き込まれ男性3人が死傷した事故で、現場を捜索していた大町署員らは30日午前8時15分、このパーティーとは別の千曲市若宮、自営業男性A(69)の遺体を発見した。この雪崩での死者は2人になった。

 同署によると、男性Aは単独行。29日に死亡した横浜市の無職男性B(63)が埋もれていた場所より上部で、深さ約50㌢の雪中から発見された。

 付近では神奈川県の40代男性の物とみられるリュックサック1個が29日に見つかっており、同署は他にも遭難者がいるとみている。ただ、この日は雷雨で、捜索中も杓子岳方向から雪崩が2回発生。最大で長さ200㍍、幅70㍍ほどだったという。午後2時すぎに捜索を中止し、下山した。1日の捜索は天候などを見て判断するという。

 一方、9人パーティーの関係者によると、29日午後、白馬岳の主稜線を目指していてガスに包まれ、下山を決めた標高2500㍍付近には、スキーヤーら30人ほどがいたという。が、周辺の山小屋や同署には今のところ、行方不明者の情報は入っていないという。

積雪続く大雪渓「まだ春山でない」

 「まだ春山ではない。山では冬は終わってない」。北安曇郡白馬村の北アルプス白馬大雪渓雪崩に巻き込まれた2人が遺体で見つかった事故。地元の山岳関係者はこう指摘する。例年なら大型連休ごろには雪崩の危険は減り、雪渓を選んで登る登山者が増えるが、ことしの白馬岳周辺はここ1週間に何度か積雪に見舞われており、雪崩が起きやすい状態が続いているからだ。

 白馬岳(2932㍍)を目指す最も有名なルートは、猿倉登山口から谷伝いに登る大雪渓ルートだが、それは夏季の場合。冬季は、大雪渓北側の白馬岳主稜や南側の杓子尾根など尾根伝いのルートを取り、雪崩が多発する大雪渓は避けるのが普通という。

 「気候が落ち着くまでは大雪渓は雪崩の巣だ。なぜ夏のさなかにあれだけ大量の雪が残っているのかを考えてほしい」と、白馬山案内人組合の企画部長(44)は話す。

 白馬連峰の開山祭「白馬岳貞逸祭」が毎年5月下旬になっているのも「この時期から大雪渓も落ち着く、という意味がある」。北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊長(63)はこう指摘している。

白馬大雪渓で雪崩1人死亡

9人巻き込まれる
信濃毎日新聞 掲載

平成23年04月30日(土)
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 29日午後4時ごろ、北安曇郡白馬村の北アルプス白馬岳(2932㍍)の白馬大雪渓で雪崩があり、下山中の9人パーティーが巻き込まれた。大町署などによると、このうち男性3人が県警ヘリで救助され、大町市、同郡池田町の病院に搬送されたが、横浜市の無職男性B(63)の死亡が確認された。死因は窒息死。

下山中2人けが

 残る2人のうち福島県喜多方市の無職男性C(60)は右肘を骨折、東京都青梅市の自営業男性D(63)は頭を切るけが。メンバーによると、山岳会名は東京都の「龍鳳登高会」という。

 同署の調べによると、雪崩が起きたのは、標高2千㍍付近の大雪渓と2号雪渓の合流点辺り。大規模な雪崩とみられる。発生当時はガスが出ていて視界が悪かった。

 メンバーらによると、現場近くの雪渓上に簡易テントがあり、スキーヤーもいた。メンバーの所有ではないリュックサック1個も見つかっており、同署はほかにも巻き込まれた人がいるとみて、30日朝から署員7人で捜索する。

地吹雪引き返した後

 「真っ暗。ここにいるよーと叫び、口の周りに空間をつくるために、もがいた」。雪崩に巻き込まれた9人パーティーの女性(64)は下山後、上ずった声で話した。うっぶせの状態でザックや足の一部以外が埋まったが、仲間に掘り起こされ、無事だつた。

 一行は29日年前7時ごろ、白馬村の猿倉から入山。午後、地吹雪で周りが見えない「ホワイトアウト」状態になり、ルートを外して時間をロスした。標高2500㍍付近にいた午後3時前ごろ、引き返すことにした。

 「雪崩だ」。リーダー(62)を先頭に数十㍍の列になって1時間ほど下った時、メンバーの声が響いた。気が付くと、周りに人の背丈はどの雪のブロックが転がっていた。

 後方にいた男性Bが埋まっているのを見つけ、皆で掘り出した。20分ほど心臓マッサージを繰り返したが、反応はなかった。

 現場付近には一行のほかにスキーヤーが1人いたという。リーダーは「ほかにも巻き込まれた人がいるのではないか」と不安げに話した。

 白馬岳周辺はここ1週間で何度か積雪に見舞われた。北アルブス北部地区山岳遭難防対策協会と大町署はこの日、白馬村、小谷村、大町市の登山口7カ所に登山相談所を開設し、雪崩など春山登山の注意点を呼び掛けていた。

 同遭対協の救助隊長(63)は「ここ数日も新雪が積もっており、雪崩の危険は例年以上だ。春が遅れているという認識を持って、斜面や沢筋は避けるべきだ」と話した。

■北アで雪崩、1人心肺停止 登山者10人巻き込む
2011.4.29 22:54
 29日午後4時ごろ、長野県白馬村の北アルプス白馬岳(2932メートル)の大雪渓で雪崩が発生し、登山者10人が巻き込まれた。このうち3人が県警ヘリコプターなどで病院に運ばれ、横浜市の60代男性が心肺停止、福島県と東京都の60代男性が腕の骨を折るなどして重傷のもよう。

 大町署によると、現場は大雪渓と白馬2号雪渓の合流点付近で、標高約2千メートル。他の7人は、いずれも自力で下山した。

 搬送された3人は同じ山岳会に所属。60代を中心とする男女9人のパーティーで29日朝、1泊2日の予定で入山した。近くにいた単独登山の男性も巻き込まれた。

 長野県警は、他に巻き込まれた登山者がいないか、30日朝にヘリなどで確認する予定。

白馬大雪渓雪崩で不明者捜索 現場でリュック発見
2011.4.30 08:25
 3人が死傷した長野県白馬村の北アルプス白馬岳(2932メートル)の大雪渓の雪崩で、県警は30日、他の遭難者も周辺にいるとみて、ヘリコプターなどで捜索した。

 雪崩は29日午後4時ごろ発生。同じ山岳会に所属する横浜市港北区の無職横川英治さん(63)が死亡、福島県喜多方市の無職男性C(60)が右肘を骨折、東京都青梅市の自営業男性D(63)が頭を切るけがを負った。他に男女7人が巻き込まれたが、いずれも自力で下山した。

 現場は大雪渓と白馬2号雪渓の合流点付近で、標高約2千メートル。3人とは別に、川崎市の40代男性のリュックサックも近くで見つかっていた。
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[ 2011/04/29 00:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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