山岳遭難・山岳事故 備忘録

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槍ヶ岳北鎌尾根 凍死 風雪のビバーク

風雪のビバーク
東京登歩渓流会のメンバーで、当時、先鋭クライマーとして活躍した松濤明が、1949年厳冬期の槍ヶ岳北鎌尾根において、メンバーの有元克己と壮絶な遭難死を遂げるまでの手記を元にした追悼集。終わることなく吹き続ける風雪の中で、全身創痍、疲労困憊し、極寒の雪洞内で死を覚悟して綴られた松濤の日記は胸が打つ。

 1月6日 フーセツ全身凍ツテ チカラナシ 

 何トカ湯俣迄ト思ウモ 有元ヲ捨テルニシノビズ死ヲ決ス(*1)

 オ母サン アナタノヤサシサニ タダカンシャ 

 ヒトアシ先ニオトウサンノ所ヘ行キマス (略)

 今14時 中々死ネナイ ヨウヤク腰マデ硬直ガキタ

 全身フルエ ソロソロ クルシ ヒグレト共ニ凡テオワラン

 サイゴマデ タタカウモイノチ 友ノソバニ

 ステルモイノチ 共ニイク(略)

 我々ガ死ンデ 死ガイハ水ニトケ ヤガテ海ニ入リ 

 魚ヲ肥ヤシ又人ノ身体ヲ作ル 

 個人ハ 仮ノ姿 グルグル マワル

 (*1)(有元克己はこの時、既に雪洞内で死亡している)
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[ 1949/01/06 00:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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