山岳遭難・山岳事故 備忘録

過去の山岳事故・遭難の取りまとめBLOG
月別アーカイブ  [ 2009年04月 ] 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

北ア・鳴沢岳

北ア・鳴沢岳で3人目の遺体発見 不明の女子山岳部員

 富山県立山町の北アルプス後立山連峰・鳴沢岳(2、641メートル)で京都府立大山岳部のメンバー3人が遭難した事故で、富山県警は28日午後、3人目の遺体を発見、同大3年女子大学生(20)と確認した。

 上市署によると、遺体は山頂近くの尾根でうつぶせで倒れていた。すでに同日中に北側斜面の雪洞などから同大助教男性(51)と男子大学院生(25)の2遺体が別々に見つかっている。死因はいずれも凍死だった。

 県警などによると、3人は25日に長野県大町市の扇沢から富山県立山町の黒部ダムへ移動し、鳴沢岳に入山、26日午後に扇沢へ下山する予定だった。

 25、26両日は富山県全域で雨。3人に目立った外傷はなく、互いに数百-数十メートル離れた場所で見つかった。同署は視界の悪化などで散り散りになり遭難した可能性があるとみている。

http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090429/21541.html
男女3遺体収容 鳴沢岳遭難、山頂付近で別々に発見

2009年04月29日 03:30 男女3遺体収容 鳴沢岳遭難、山頂付近で別々に発見

シートに包まれた遭難者の遺体を搬送する県警ヘリ=28日午前7時43分ごろ、北アルプス後立山連峰・鳴沢岳頂上付近(本社チャーターヘリから写真部・円酒貴幸撮影)

 立山町の北アルプス後立山連峰・鳴沢岳(二、六四一メートル)で京都府立大学(京都市左京区)山岳部のメンバー三人が遭難した事故で、県警は二十八日、山頂付近で三人全員の遺体を発見し、上市署に搬送した。三人の死因はいずれも凍死だった。

 遺体で発見されたのは▽大津市南小松、同大大学院助教男性(51)▽京都市北区小山町、男子大学院生(25)▽同市北区紫竹西野山東町、同大三年、女子大学生(20)の三人。男性は同大山岳部のコーチで、残る二人は部員。

 上市署によると、男子学生は二十八日午前六時三十八分に山頂から約八十メートル下の北側斜面で、男性は同十一時八分に山頂から東約二百メートルの雪洞で、女子学生は午後二時に山頂近くの西側の尾根で、見つかった。

 三人に目立った外傷はなく、互いに数百~数十メートル離れた場所で発見された。死亡推定時刻は、男子学生と女子学生が二十六日午後四時前後、男性が同日夜から深夜とみられる。

 県警山岳警備隊によると、二十六日の山頂付近の天候は暴風雪だった。同署は、天候の急変などで三人が道に迷ったり、滑落した可能性があるとみて調べている。

 三人は二十五日、長野県側の扇沢駅からトロリーバスで黒部ダムに向かい、鳴沢岳を登頂後、二十六日午後に扇沢に下山する予定だった。予定日を過ぎても下山せず、連絡が取れないことから、二十七日に大学関係者が長野県警大町署に届けた。二十八日は、午前五時二十分すぎから富山県警ヘリが鳴沢岳一帯を捜索した。

 県内で三人が亡くなった山岳遭難事故は、八年前の平成十三年一月に黒部峡谷で社会人パーティーが雪崩に巻き込まれて死亡して以来。

2009年04月29日 03:30 山岳熟知「なぜ」 鳴沢岳3人遭難、大学関係者沈痛

 「今にも元気に帰って来そうな気がしてならない」-。富山・長野県境の北アルプス後立山連峰・鳴沢岳(二、六四一メートル)で、京都府立大山岳部の男女三人が二十八日、相次いで遺体で確認された山岳遭難事故。安否を気遣い上市署に駆け付けた家族や同大教職員、山岳部OBの願いもむなしく、悲しみに包まれた。黒部方面の山々を熟知したベテランの山岳部コーチと、冬山経験がある部員が犠牲になった。大学職員は「どうして」と無念さをにじませ「二度と起きないようにしたい」と話した。

 救助拠点となった上市署に二十八日、京都府立大大学院教授(55)と学務課副課長(58)、同大山岳部OB男性(46)=立山町=、元山岳部主将(25)=千葉市=が駆け付け「無事」を祈った。

 願いもかなわず、男子学生(25)の遺体が最初に確認。さらに見つかった遺体がコーチの男性(51)、山岳部主将の女子学生(20)と知らされた。

 同日午後四時すぎに同署で行われた会見には、教職員や山岳部OBの四人が沈痛な表情で臨んだ。

 「予想もしていなかったこと」。教授にとって、男性は同じ大学院生命環境科学研究科の助教で、男子学生と女子学生は教え子。「男性はいつも元気だった」「男子学生は後輩からも慕われていた」「女子学生は快活で明るかった」と人柄をしのび、「みんな元気で帰ってくるような気がしてならない」と話した。

 副課長は「遭難がなぜ起こったのか明らかにし、大学として二度と生じないように取り組まなければならない」と強調した。

 京都府立大の学生部長も同日、同大で記者会見し、「三人の貴い命が失われる極めて無念な結果となり、ご冥福をお祈りするとともにご家族にお悔やみ申し上げます」と沈痛な表情で話した。

 部長は、今春から山岳部主将を務めていた女子学生について「植物図鑑を持って楽しみながら登山し、人望が厚くて部員から慕われていたようだ」と声を落とした。

 また、四月の入学式で配られた広報紙で、女子学生が山岳部を「雄大な景色の日本アルプスや八ケ岳など、そしてヒマラヤなど海外の山までも…そのすべてが自分たちのフィールドです」と紹介していたことを明らかにした。
スポンサーサイト



[ 2009/04/27 00:00 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。