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山岳遭難・山岳事故 備忘録

過去の山岳事故・遭難の取りまとめBLOG

穂高 西穂高、前穂高 吹雪 戸山高校山岳部、独協学園高、県ヶ丘高山岳部

昭和29年12月24日午前10時15分、2日続きの猛吹雪が明けた長野県の西穂高岳から立教大山岳部15人が槍ヶ岳へ向かう途中、西穂高の尾根の真下でテントが破損して高校生2人が凍死しているのを発見した。立教大山岳部は午後に上高地に下山して通報した。この高校生は12月15日に東京を出て12月22日に西穂山荘から奥穂高岳へ向かっていた戸山高校山岳部のメンバーで、リーダーは東大文学部教授島田謹二の長男(17)で戸山高2年。ほかに3年の男子生徒(17)、2年の男子生徒(17)、独協学園高3年の男子生徒(18)が遭難死した。12月22、23日は風速40mの吹雪で12月23日夜は-35度になったという。遭難現場は2900mの頂上から100m手前の縦走路で、特にリーダーの死体が見つからず、死体収容作業は難航した。
 
12月29日午前9時30分には前穂高岳で松本市県ヶ丘高山岳部の2年生男子生徒(17)、1年生男子生徒(16)が岳沢ベースキャンプから前穂高の山頂にキャンプを設営するために荷揚げ中に、山頂200m下で雪崩に巻き込まれて遭難死した。
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[ 1954/12/24 18:12 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

富士山 富士吉田口7合目 雪崩 日大、東大、慶大

1954年(昭和29年)12月28日
富士吉田口7合目付近で新雪表層雪崩が起き、登山者60名が遭難。その内日大生8名、東大生5名、慶大生2名の15名が死亡。



[ 1954/12/28 17:31 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)